映画・テレビ

2007/12/14

長江哀歌

Shenhon_2

長江哀歌(エレジー)を観てきました。
昨晩の新聞に載っていたこの作品の映画評を読んでいたら興味がわいて、
上映スケジュールを調べたら翌日が最終日!あわてて駆け込みました。

中国の三峡ダムに沈みゆく街、奉節が舞台です。
むせかえるような湿気と、あちこちで取り壊されている建物の粉塵のなかで、
這いつくばうように、毎日を生きている人々をねっとり描き出しています。
映像に慣れてきた頃にちょうど良く、シュールな場面が挿入されるのが個人的に面白かったです。

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2007/10/20

なにしろ、迫力が

非常に面白い映画を衛星放送で見ました。

ナヴァラサ
Navarasa

南インドの13歳の少女、シュエータは、
大好きな叔父が実は性同一性障害と知ってしまいます。
叔父は神の花嫁になるため、クーヴァガムと呼ばれる
インド中のヒジュラが集まる祭に向かいます。
シュエータはあとを追いかけ、叔父を連れ戻す旅に出ます。

少女のロードムービーとも言えるし、
クーヴァガムのドキュメントとしても楽しめます。
(女装ビューティコンテストと同時に
ヒジュラによる弁論大会やエイズの医療会議も行われている!)

画面からあふれんばかりのヒジュラは、
当然ながら本当のヒジュラの方々だそうです。
本人役の出演者もいます。

シュエータと道中をともにする陽気なオカマのボビー・ダーリンの生い立ち、
インタビューで語られるヒジュラたちが受けてきた差別は、
悲しみが心に迫ってきます。

余談になりますが、作品中にどうしても目が追ってしまうオカマがひとりいて、
絶対どこかで見たことある!と考えていたら、
西原理恵子さんの『ヒジュラできるかな』に写真が載っていました。
(単行本23ページ目です)
この作品の制作された年から考えても、
同年のクーヴァガムに西原さんが日本代表で参加されていたのかもしれません・・・


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フィンランド映画も映画館で鑑賞してきました。

街のあかり
Machiakari

負け犬とさげすまれる愚直で不器用な男が、
不幸のどん底に落ちながらも、
最後の最後の最後に、希望の明かりを見出す物語です。

主人公がわりとコミカルに描かれているので、
映画自体はそれほど暗くないのですが、
落ち込んでる時には見たくないかな・・・

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2007/09/30

めがね

めがねを観てきました。

Image016

イイッすよ!もしかしたら、かもめ食堂より好みかもしれない。
美しいけどさみしい、春の南の島の景色が素晴らしいです。

私は普段から油断すると電車の中でも仕事中でもどこでもたそがれてしまうので、
いざ、この映画の舞台のようにたそがれるにふさわしいシチュエーションに身を置くと、
何だか困ってしまいます。
のんきな私より、
忙しい方に観てもらいたい作品です。

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2007/06/17

舞妓Haaaan!!!

大日本人と迷って、舞妓Haaaan!!!を観に行ってきました。
おいらんも好きですが、舞妓はんも好きだし、クドカンも好きだし、柴咲コウも好きなんだよ。

Maikohaaan

たとえ意味があらずとも、ただひたすら面白おかしい、良い映画でした。
どうせお金を払うなら、重苦しい気分になるものよりは、
どうにもならない現実とかを笑い飛ばせる映画が好きです。

柴咲さんの舞妓姿はもちろんですが、サエないOL時代のさえなさっぷりも良かったです。
北村一輝さんのキャラも必見です。
でも、結局のところ、阿部サダヲさんを堪能する映画だと思います。
正直、堤真一が登場し始めるまで、30分くらいのところで阿部サダヲで胸焼けするかと思いました。

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2007/03/03

さくらん

再放送してるとついつい見ちゃう吉原炎上
好きなPVはヒゲのおいらん
そんなおいらん好きの私は当然のようにさくらんを観に行ってきました。

Sakuran

安野モヨコさんの原作は未完です(続きが読みたいです)が、原作にある部分はセリフ・エピソードともに忠実に作られています。後半、ヒロイン・きよ葉が花魁の位に登りつめた以降の話は映画オリジナルのようです。だからと言って特に期待を裏切られた感じはなく、さわやかな終わり方でした。吉原炎上みたいに情念がねっとりじっとりとした、見てはいけないものを見ているような気分にはならず、カラッとした映像美を楽しむ、若い女性向けの映画だと思いました。遊女役の女優さんたちはとっても美しく、体張ってんなー、と感心しました。女将役は夏木マリさんですが、舞台が似ているだけに、声だけ聴くと「千と千尋・・・」の湯婆々そのものを思い浮かべてしまいました。

家に帰ったあと、改めて原作本を読み返しましたが、安野さんのペンタッチは実に時代物にしっくりするなと思いました。草双紙の雰囲気に似ています。

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2006/11/03

君去らず

木更津キャッツアイ ワールドシリーズを観戦して参りました。

愛してやまない木更津キャッツアイがとうとう本当に最終章を迎えてしまいました。
日本シリーズの時は公開初日に行ったんですが、
今回は自分の中でこの物語を終わらせたくないという、
自分勝手な願望からか、少し出遅れてしまいました。

ぶっさんの死後3年目から物語はスタートします。
キャッツアイの面々はそれぞれの道を歩んだり立ち止まったりしています。
この映画を観終わった時、私も彼らと同様にぶっさんの死を受け入れられたような気がしました。

公式HPをチェックしたら母校でこんな企画をやってました。
もう学園祭の季節なんですねぇ。

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2006/08/12

かもめ食堂

Kamomeかもめ食堂観てきました。
日本人女性がフィンランドで日本食の小さな食堂を開いた。
閑古鳥が鳴いている食堂がやがて満員になるまで。
どこか個性的な人たちとの出来事を綴る。

シンプルだけど美味しそうな食堂のごはん、
洗練されたファニチャー、
北欧の涼やかな景観、
まったりとした雰囲気を味わえる良い映画だと思いました。
こういう国民総お洒落な国が本当にあるんだなぁ・・・。

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2006/06/23

メモ2編

Sirobara_1

白バラの祈り-ゾフィー・ショル、最期の日々

死刑宣告が下される最後の審判のシーンでゾフィーの毅然とした態度が清冽で、こちらまで背筋の伸びる気持ちがします。ヒトラー政権を宣揚する裁判官のやかましさが、彼女の美しさを際立たせていました。


Yokohamamary

ヨコハマメリー

かつて、横浜の街にいたドレス姿に白塗りの化粧の街娼・メリーさんの写真・映像と、彼女を取り巻く人々のインタビューを記録したドキュメンタリー。色んな角度から見たメリーさん。なぜメリーさんは街に立ち続けたのか。構成が良かった。90分では短いと思ったくらい。こういう物語に弱いのです。泣けました。

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2006/06/11

よろしくね

※一部ネタバレあるよ、映画鑑賞メモ、ゾーン※

嫌われ松子の一生

流れる女の話というのは個人的にどうも好かないし、
原作を読んだ時にはどうも気味の悪い読後感を覚えたのだが、
映画を観て、ああ、松子は幸せだったんだなぁと。ようやく気付きました。
中谷美紀さんの演技と美しさによるところが大きいのでしょう。
最後のキノッピのエピソードはどうでも良かったかな。


トリック劇場版2

小ネタのオンパレード。
笑ってはいけない温泉旅館のごとく1秒たりとも気が抜けない。
あと3回は観たいです。あと、矢部刑事と池田鉄洋をもっと出して下さい。
観客層は高校生あたりが多かったんだけど、
<片平なぎさと白い手袋の関係>とか<ゆーとぴあ>とか、わかるのかね?
ちなみにおばちゃんは<悪魔の実>って何のことかわからなかったよ。
これで君たちとおあいこだね!!

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2006/04/08

亀も空を飛ぶ

Kamemosorawo

亀も空を飛ぶ

高崎映画祭での上映。

舞台はトルコ国境のイラクの小さな村と難民キャンプ。
村の子供たちのリーダーである少年が、
両腕のない兄と目の不自由な小さな弟を連れた難民の少女に恋心を抱く。
地雷掘りや砲弾運びなどをしながら生活をする子供たち。
やがて訪れる悲劇。

ユーモアを交えながら、時にはファンタジックに、村の子供たちの様子を描いているものの、
無数の地雷原や難民の兄妹の身に起こった衝撃的な事実には、ぞっとさせられた。
この映画で描かれていることは、絵空事でなくて、
この世界で今もどこかで起こっていることなのかと思うと、
やはり考えさせられてしまうのだった。

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